カビを予防する保管方法

【ご質問内容】
以前、着物にカビがでて、カビを取るためにけっこうな加工代を払いました。

また当分着る予定が無く、タンスの中にながく仕舞うことになるのですが、またカビがでるのではと心配です。
以前はクリーニングに出して、しっかりお手入れをしたつもりでした。

どのようにすればカビは生えないのでしょうか。

【回答】
カビの発生は湿気によるものです。

お手入れをした後でも、湿気の多いところで保管をしていれば、カビは発生します。

カビを防ぐためには、湿気に気をつけましょう。
タンスが風通しの悪い湿度の高い場所にあれば、移動をお勧めします。

  • 地面に近い引き出しへの保管も避けましょう。
  • 着物の詰め込みすぎにも注意です。
  • 保管時には防湿剤をお使い下さい。
  • 長期保管中も時々引き出しを開け空気を入れ替えましょう。

そして、一番大事なのは定期的に虫干しをすることです。
半年に一度はタンスから出し、虫干しをしてお着物の点検をしましょう。

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