男児の祝着の家紋の入れ直し加工をいたしました。
お預かりしました祝着は、ご自宅で洗濯をしてしまい、紋が崩れてしまったようです。
五つ紋のうち、二つの紋が薄くなり、残りの三つはぼやけたような感じになっていました。
紋修整では綺麗な仕上がりにならない状態でしたので、一度紋をすべて落とし、新たに紋を入れ直しました。
しっかりと家紋が入って、祝着が引き締まりました。
今回は同じ家紋を入れましたが、まったく別の紋を入れることもできます。
もちろん、黒留袖や喪服も紋の入れ替えができます。
家紋が違うためにご着用できないお着物も、ご着用できるようになります。
紋直しや紋入れ替えは、お着物や家紋の状態によって加工内容が変わりますので、実際お着物を拝見した上で加工金額をお伝えしております。