家紋Q&A 加工編:仕立て済みの着物への紋入れ

きもの加工専門店「洗いの匠」にお寄せいただいた、家紋に関するご相談をまとめました。

この記事では、仕立て済みのお着物への紋入れ・加賀刺繍紋加工、紋の入れ替えについてご紹介します。


【ご質問内容】
仕立て済みの黒留袖に紋を入れたいのですが、仕立て済みの場合は一度着物をほどいてから紋を入れるのでしょうか?

【回答】
紋を入れる箇所を部分的に解いて紋を入れます。
解きと縫い合わせの料金は加工代に含まれております。


【ご質問内容】
加賀刺繍紋の入った着物が一枚欲しいと思っています。
紋は仕立てる前の反物の状態でなければ入れられないと聞くのですが、仕立てた状態では入れられないのでしょうか?

【回答】
加賀紋に限らず、すべての紋加工は、仕立て上がっている状態で紋入れができます。


【ご質問内容】
すでに入っている紋を替えることはできますか?

【回答】
黒留袖や喪服であれば、問題なく紋替えが可能です。
男紋や色物のお着物の場合は、地色や紋の仕様でできない場合がありますので、
実際にお着物を見て判断をさせて頂きます。

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